住宅ローンの残債がある家は売却できる?方法と注意点を紹介の画像

住宅ローンの残債がある家は売却できる?方法と注意点を紹介

スタッフブログ

住宅ローンが残っている家を売却したいと考えたとき、「ローンがまだ残っているのに本当に売れるのだろうか」と不安を感じる方も多いはずです。この記事では、住宅ローンの残債がある家を、損をせずに売却する方法について解説します。また、売却時に考慮すべき費用や手続き、売却後の注意点まで分かりやすくご紹介しますので、どなたにも理解しやすくまとめました。今のお悩み解決のため、ぜひ最後までご覧ください。



住宅ローンの残債と売却価格の関係を知る

まず最初に、ご自宅の住宅ローンの残債を正確に把握することが不可欠です。具体的には、金融機関から送付される「残高証明書」や契約時に受け取った「返済予定表」、あるいはインターネットバンキングなどで日々の残債額や利息を確認することができます。また、売却予定の決済日を基準にした“日割り利息”も含めた完済額を、金融機関に問い合わせて明確にしておくことが望ましいです。

次に、ご自宅がいくらで売れそうか見極めるために、不動産会社による査定を受けましょう。一般的には「机上査定」や「訪問査定」など複数の査定方法があります。情報をもとに大まかな目安価格が分かる机上査定、現地の状況を細かく評価できる訪問査定、それぞれ特長がありますので、複数の会社に依頼し比較することをおすすめいたします。

ここまでで把握した「ローン残債」と「売却見込み価格」を比較すると、結果は以下の2つの状態に分けられます。

状態意味
アンダーローン売却価格が残債を上回っている状態。売却代金でローンを完済できる可能性が高い。
オーバーローン売却価格が残債を下回っている状態。不足分を自己資金などで補う必要がある。

このように、「アンダー」か「オーバー」かによって、以降の売却計画や手続きの進め方が大きく異なるため、早い段階で確認しておくことが重要です。

アンダーローンの場合の売却ステップ

住宅ローンの残債が売却価格を下回る〈アンダーローン〉の状態では、売却が比較的スムーズに進みます。以下のステップで手続きを進めましょう。

ステップ内容ポイント
売却代金によるローン完済売却金で住宅ローンを一括返済し、金融機関との抵当権抹消手続きを進めます。売却代金が残債以上であれば、スムーズに完済できます。
諸費用の確認仲介手数料、印紙税、登記費用などの売却にかかる各種費用をしっかり見積もり、手元資金を確保します。費用合計は売却額の概ね5%程度を目安に検討してください。
決済日と金融機関のスケジュール調整決済日に繰り上げ返済を行い、抵当権抹消書類を受け取れるよう、金融機関と日程調整を進めます。司法書士が同日に登記申請を行うため、スムーズな対応が重要です。

まず、売買契約後の決済・引渡し日に売却代金を受け取り、それによってローンを完済します。このとき、司法書士が立ち会い、同時に抵当権抹消登記を進めるのが一般的です。これにより買主への所有権の移転が可能になります。アンダーローンの売却ならではのメリットとして、引越し費用や次の住まいの資金に、余剰資金を活用することも可能です(このような流れは複数の信頼できる不動産関連情報に基づいています)。

また、売却にかかる費用は「仲介手数料」「印紙税」「登記に関わる実費」などがあり、合計で売却価格の約5%ほどになるのが一般的です。これらを加味して、最終的にどれくらい手元に残るかをシミュレーションしておくことが重要です(概算については実際の業者の費用感に基づいています)。

最後に、決済日には売却代金の受領とローンの繰り上げ返済、さらには抵当権抹消書類の受け取りという重要な手続きを同日に行います。金融機関や司法書士とのスケジュール調整が円滑であることによって、トラブルなく手続きを完了できます。

オーバーローンの場合に検討すべき方法

住宅の売却価格が住宅ローンの残債を下回る「オーバーローン」の状況でも、あきらめる必要はありません。以下の三つの方法が現実的な選択肢として挙げられます。

方法 概要 ポイント
自己資金や親族からの援助で補填 売却代金ではローンを完済できない差額分を、自らの資金や親族の支援で補う方法です。 金融機関へ事前に補填の予定を伝えることで手続きがスムーズになります。
住み替えローンを活用 売却による残債不足分と新居の購入資金をまとめて借りられるローンです。 ローン審査は厳しく、融資額が大きくなりやすいため、金利や返済負担を慎重に検討する必要があります。
任意売却を行う ローン返済が困難な場合、金融機関の同意を得て競売にせず売却し、債務を処理します。 通常の売却より手続きが複雑で、対応の経験ある専門家への相談が重要です。

まずは自己資金で不足分を補填する方法が最も負担が少なく、自由度も高い選択肢です。ただし手元資金が十分でない場合は、住み替えローンによる借り換えが次なる選択肢となります。売却と購入の決済を同時に行う必要があるため、スケジュール調整が非常に重要です(例:売却残債500万円、不足分を含めた新居購入資金を一括で借入れるなど)。

それでも資金が工面できず、返済が困難な場合には、金融機関と交渉のうえ任意売却を検討することになります。通常の売却とは異なり、債権者の同意が必須で、取引には専門知識が求められます。競売に比べれば市場価格に近い価格で売り出せる場合があり、生活への影響も軽減されますが、対応できる業者や手続き内容の確認が欠かせません。

売却後の注意点と次の住まいへの備え

住宅ローンが残っている家を売却された後には、税金対策や生活準備、専門家への相談など、いくつか重要なポイントがあります。以下に、それぞれの観点で注意すべき内容をご案内します。

ポイント 内容
税金(譲渡所得税・特例など) 居住用財産を売却した場合、譲渡所得から最高3,000万円の特別控除が受けられます。また、所有期間が10年を超える場合は軽減税率の適用も可能です。これらの制度は確定申告が必要です。
住まいの確保 売却後にすぐ移転が必要となるため、仮住まいの手配や引越しスケジュールの調整を早めに進めておくことが大切です。
専門家への相談 譲渡所得税など税務関連は税理士へ、売却の進め方やスケジュール調整は不動産会社へ相談し、それぞれ適切なサポートを得ることをおすすめします。

まず税金面では、「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除」が適用されれば、譲渡所得が最大3,000万円控除され、課税対象が大幅に減ります。さらに、売却した年の1月1日時点で所有期間が10年を超えている場合には、10年超軽減税率の特例により、税率がさらに軽減されます。これらの制度を利用するには、確定申告が必要ですので、提出書類の準備を怠らないようにしてください。特に譲渡所得の内訳書や確定申告書の用意が必須です。

次に、売却後の住まいの確保についてですが、売却が完了した直後に新居への移転や仮住まいへの入居が必要になることが多いため、あらかじめ仮住まい先や引越し業者の手配、引越し時期の調整などを行っておくことが不可欠です。適切に準備することで、売却後の生活もスムーズに進められます。

また、税務や売却手続き、引越し準備に関して不安がある場合は、税理士や不動産会社に早い段階から相談されることをおすすめします。特に税務の複雑さや控除制度の適用可否などは専門的判断が必要となりますし、引越し前後の段取りなどもプロのアドバイスで安心して進められます。

まとめ

住宅ローンが残っている家を売却する際は、まず現在のローン残高と売却価格の関係を正確に把握することが重要です。その上で、アンダーローンの場合は売却金でローンを完済できるため比較的スムーズに進みますが、オーバーローンの場合は自己資金や各種ローン、任意売却などの対策が必要となります。売却後の税金や新居の準備、手続きなども計画的に進めましょう。住宅ローンが残る売却は複雑な面も多いため、専門家への早めの相談が成功のカギとなります。

ピタットハウス越谷店では、不動産に関してお悩みの方に地域情報が豊富なスタッフが全力でサポート致します。

お気軽にご相談ください!

お問い合わせはこちら

”スタッフブログ”おすすめ記事

  • 独身でマンション購入時の頭金はどのくらい必要?目安や決め方をわかりやすく解説の画像

    独身でマンション購入時の頭金はどのくらい必要?目安や決め方をわかりやすく解説

    スタッフブログ

  • 独身のマンション購入で悩んでいませんか ライフプラン設計の考え方を解説の画像

    独身のマンション購入で悩んでいませんか ライフプラン設計の考え方を解説

    スタッフブログ

  • 中古マンションの資産価値はどう判断する?将来性を見据えた選び方も紹介の画像

    中古マンションの資産価値はどう判断する?将来性を見据えた選び方も紹介

    スタッフブログ

  • 相続した不動産の売却でかかる税金は?利用できる特例や申告時のポイントも解説の画像

    相続した不動産の売却でかかる税金は?利用できる特例や申告時のポイントも解説

    スタッフブログ

  • 春日部市で駅近の中古マンションはどう選ぶ?価格や周辺環境のポイントも紹介の画像

    春日部市で駅近の中古マンションはどう選ぶ?価格や周辺環境のポイントも紹介

    スタッフブログ

  • 不動産売却時リフォームの費用相場は?効果や注意点も詳しく解説の画像

    不動産売却時リフォームの費用相場は?効果や注意点も詳しく解説

    スタッフブログ

もっと見る